日頃、当店をご利用いただいているお客様からのお問い合わせで
N-BOXでパワーウィンドウの動きが遅く、途中で止まったのち動かなくなる!とのお声を頂戴いたしました。
まぁ大方、レギュレターモーターだろうなーと思いながらもお預かりさせていただくと、やっぱりレギュレターモーターの動作不良。
一般的にパワーウィンドウのモーターと言われるやつですね。
みなさまこんばんにちわ。PLUM GARAGEです。

と、言うわけで今回はN-BOXのパワーウィンドウモーターを交換していきます。
使う工具はこちら!

たったこれだけの工具で交換できる楽々作業なんですが、立ちはだかるのはブチルゴムという特殊な接着剤。
これが手についたら落とすの大変だし普通に手を洗うだけでは取れません。
非常にお肌に悪そうな油を溶かすような溶剤を手に浴びせないとなかなか綺麗に取れてくれないのです。
この作業で一番嫌な部分はもはやここかもしれません。

というわけで内張のバラシは瞬殺終了です。
これはなかなかスピーディーに終わる作業なのですが蔓延るブチルゴムが見えます。
一度でもこの状態に辿り着いたことがある方はわかると思いますが、ほんと嫌。

幸いにもパワーウィンドウはかろうじて動作してくれるのでこうやってパワーウィンドウを上げたり下げたり微調整しながらこういった穴、通称サービスホールからガラスが固定されているネジを外していきます。

そして知恵の輪のような隙間からなんとか取り出したのがこちらのレギュレター。
下側についている銀の部分にモーターが入っていてスイッチを動かすと左回転、右回転と巻き上げてパワーウィンドウを動かす仕組みです。
正直、ワイヤーが切れていなければこのモーターをミニ四駆のモーターとかに変えても治るんじゃないの?と思っていしまいますが、そこはちゃんと車の部品として直しましょう。
外した逆手順で組み付けて作業完了となります。
今から訪れる梅雨時期に窓が動かない、あけれないは非常に不便ですのでご依頼いただいたお客様も大変お喜びいただけて何よりです。
同様の症状でお困りの方がいらっしゃいましたらぜひ当店へお気軽にお尋ねください!
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